【動画】藤子F不二雄SF短編シアター「ミノタウロスの皿」
ベジタリアン 2010.3.10
藤子・F・不二雄先生の『ミノタウロスの皿』という作品を紹介します。
男性の乗った宇宙船が墜落した星は牛が支配する世界で、その星で人間は家畜。
主人公は女の子が食べられるのを救おうとするが…
結局、女の子はお皿に盛られて行ってしまいました。
牛たちは二足歩行をして日本語を話します。
アニメの中で人間の家畜たちは牛に食べられることを喜ばしいことだと言っています。
主人公は
「そんな残虐なことはやめさせるべきだ」と訴えるのですが
「食べられたくないと言っていないのだから残虐とは言えないのではないか」と牛に言われてしまいます。
一生懸命分かってもらおうと走り回っている主人公を見て、私達ベジタリアンが動物愛護の活動をしている姿と重ねてしまいました。
このような内容は手塚治虫作品にありそうだと思いました。
藤子・F・不二雄先生も描いていたとは驚きです。
人間と牛を逆の立場として考えるのに良い作品ではありますが、
この世界と違って地球では牛は喜んで人間に食べられているわけではありません。
この作品で先生はどんなメッセージを伝えたかったのでしょうか。。?
プロフィールにも書きましたが、私は
藤子・F・不二雄先生のマンガが大好きです。
AとFと何が違うのかって?
Aは笑うセールスマンとか忍者ハットリくんとかを描いています。
Fは、
ドラえもん、キテレツ大百科、エスパー魔美… 大好きな漫画ばかり!
藤子・F・不二雄先生は、肝不全で62歳の若さで亡くなっています。
ドラえもん連載の途中でした。
そんな先生が描いたのが『ミノタウロスの皿』(1969年)という作品。
ここから才能を開花したと言える、先生の作風が確立するきっかけとなった作品。
この後まもなく、ドラえもんの連載が始まるのです。
藤子・F・不二雄先生の描く漫画は、とてもピュアな作品で素晴らしいです♪
ミノタウロスの皿Youtubeで見ることができます。
SF短編 ミノタウロスの皿 1/3
SF短編 ミノタウロスの皿 2/3
SF短編 ミノタウロスの皿 3/3
Wikipediaはこちら↓。
ミノタウロスの皿
※Ameblo過去記事をリメイクしました。日付は当時のものです。