右側には藤棚があります。
シーズンにはきっと綺麗なのでしょうね!
ベンチがあり、木陰がとても気持ちが良いです。
社殿は、11月に行ったら
神前幕がかかっていました。
祭礼の時にかけるようです。七五三だからでしょうかね。
賽銭箱です。
こちらが日枝神社の
二葉葵の神紋です。
社殿の中には天井絵があるのですが、立入禁止&撮影禁止だったので詳しくは日枝神社のウェブサイトをご覧ください。→
社殿天井絵
社殿正面の両脇にも
猿の夫婦がいました。
左側の
子を抱く女猿が特に
子授けのご利益があるという噂で、子供が欲しい人はなでると良いらしいです。なでなでしてる女性を見かけました。ご利益があるといいですね。
※猿の縁起について詳しくはこちら
社殿の左側にお守り売り場がありますので、欲しい人は購入し
さてさて、外へ行ってみましょう~。
藤棚の左側に通路がありますので、そこを出ると
山車庫、末社があります。
山車庫の中は、いつも見られるわけではありませんが、中はこんな感じです。
こちらは
山王祭の時に出動するようです。
※山王祭とは、6月に都心で行われるお祭りで、
日本三大祭(祇園祭、天神祭と共に)に数えられる大きな祭りです。※詳しくは
山王祭公式ウェブサイトをご覧ください。
こちらが末社です。
かなり立派な建物になっています。
「
山王稲荷神社」と「
猿田彦神社・八坂神社」です。
稲荷神社の前にかわいい木彫りのキツネがたくさんいました。
稲荷神社の御眷属(ごけんぞく)である
キツネを奉納しましょう。ということでした。
なかなか商売上手ですね。
「
奉納してください」と書かれているだけで、願いが叶いますとは書かれていません。
末社の両脇にある
狛犬が江戸時代の銘文の刻まれた貴重なものだそうです。(千代田区指定有形民俗文化財)もともとは
神田神社にあったものらしいです。境内にあった説明に「(かなり略)
神社と氏子の関わりを私たちに語りかけているのです」とあり、メルヘンチックだなと思ったら、本当にそう見える!!
実際に見てみてください。こっち見てる…?という気がしてきます。
稲荷参道に
千本鳥居があります。
どこの稲荷神社も鳥居を奉納するものなのですね。
ちなみに、伏見稲荷大社での鳥居奉納の金額を調べてみました。
場所と大きさによって代わりますが175,000円から130万円のものもあるようです。
稲荷信仰は、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の
守護神とされていますが、鳥居を奉納すると願いが叶うなどというとは書かれていません。
感謝の思いで奉納する習慣があったようです。現代人は勘違いしているようです。
こちらは稲荷参道の先にある、
西参道の正面です。
狛犬が鎮座しておりました。
さきほどの金網の稲荷の裏に、赤い旗の並ぶ石の階段がありました。
こちらは駐車場につながっていました。
男坂の方へ出たのですが、ここに大きく立派な銀杏の木がありましたよ~!
巨木好きな私はたまらなかったです♪
※正面から見たらこんな感じ。googlemapより
さて、何度も「山王」という言葉が出てきて、なんだろうと思いませんでしたか?
日枝神社は昔「
山王さん」と呼ばれ親しまれていました。
なぜかというと、御祭神の「オオクマクヒノカミ」は、
山の神様だからだそうです。
山の王様という感じで、「山王さま」と呼ばれたのですね。
※山王橋の鳥居のところにある信号の名前は「山王下」です。
ところで、日枝神社は
比叡山にある日吉大社の分祀です。
なのに名前が違うのはなぜでしょう??
実は、比叡山は、昔は「
日枝山(ひえやま)」という名前だったのです。
日枝山の神さまを祀っているから「日枝神社」にしたのだそうです。
日吉大社の分祀ってことすら知らない人がほとんどかもしれませんが、マメ知識でした!
溜池山王でランチをするなら
マウカキッチンがオススメです。
広くてハワイアンデザインのおしゃれなカフェで落ち着きます。
大きなサラダがとってもヘルシーです。ボリュームはありますが、気分によっては物足りないかもしれません。
夜メニューも気になります。→
マウカキッチン@マクロビマウス
掲載した写真は2014年~2017年に3回訪問した時のものをバラバラに使用しています。
不思議なことに、日枝神社へ行く時は必ず
快晴でした。平日で静かだし、良い印象の神社となりました。
★ 日枝神社まとめ
- 赤坂の日枝神社は、川越からの分祀
- 皇居の裏鬼門を守っている
- 国宝や重要刀剣が無料で見られる!
- 子を抱く女猿の頭をなでるとご利益があるらしい
- 山王祭は日本三大祭のうちの1つ
- 山王稲荷神社の狛犬は貴重らしい
- 御祭神が山の神なので山王さまと呼ばれる
- 日枝神社は日吉大社の分祀
- 比叡山←日枝山→日枝神社 という関係
いつかデートや初詣で訪れる時のために
日枝神社のうんちくを覚えておきましょう~☆
あと、ご祈祷の「巫女舞」が独特らしいです~。
※日付は初訪問日です。