食のパラドックス(レクチンフリー)
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食のパラドックス(レクチンフリー)
健康情報 2021.7.1
今回はこちらの本の紹介です。

私にとっては運命の出会いでした。こちらに書かれていた食事法を実践したおかげで、ずっと悩んでいた体調不良がやっと回復に向かってきたのですから!!

というのも、私は過去にも様々な健康情報を得ていましたが、 本格的に取り組もう!と本気で実践したことはありませんでした。少し減らしてみようという程度で終わっていました。

しかし、こちらの本では「プラントパラドックス・プログラム」として、具体的な取り組み方が書かれていたのが良かったです。

その内容も、「断食をすることを思ったら、とても優しい方法デトックスができる」ということなので、チャレンジしやすかったです。

元々知っていた、プーファフリーエドガー・ケイシーの情報と共通する部分が多かったのも、入り込みやすい一因でした。

さらに、著者はヴィーガンフレンドリーで、ベジタリアンやヴィーガン向けの情報も用意されていて、とても助かりました。とても親切な一冊だと思います。


※現在メルカリやラクマでは完売していて、中古では手に入りにくい本です。私はブックオフオンラインで購入しましたが、最後の一冊でした。2,000円弱と高価ですが、一生のバイブルになるかもしれませんので、みなさん手元に置いておきたいのでしょうね。



レクチンとは?
レクチンはタンパク質の1つで、グルテンもレクチンの一種になります。
このレクチンは、植物に含まれていて、動物から自分たちの身を守るために持っています。


レクチンによって、人間の腸壁が傷つけられリーキーガット症候群を引き起こします。

今まではリーキーガットになるのはグルテンだけだという話でしたので、巷ではグルテンフリーが流行っていますが、実はグルテンだけを排除しても意味がないのです。 このレクチンが引き起こす、リーキーガット(Leaky Gut)とは、
腸の穴から異物(菌やウイルスなど)が血中に漏れることを言います。
そして、アレルギーや腹痛、疲労感、不眠症や肥満など、様々な体調不良を引き起こします


家畜に、穀物を食べさせるのはレクチンによって太らせるためなので
植物だけでなく動物性食品にもレクチンは含まれていますので注意してください。


私が特に衝撃的だったのは、糠に大量にレクチンが存在するということです。 玄米は体に良いという情報が巷に溢れていて、私は完全に玄米を信奉していました。
栄養学的には全粒穀物は体に良いのですが、レクチンの観点で言うと、精製されている方が良いそうです。

確かに玄米は、フィチン酸や農薬などの観点からマイナス面が多く指摘されていました。
十分に浸水し発芽させた酵素玄米ならレクチン除去されるそうですが、玄米食は難易度が高い食事だったのですね。

この、小麦胚芽凝集素(WGA)というレクチンについては、かなり詳しく取り上げていましたので、気になる方はぜひ本書を手にとってみてください。

※ぬか漬けは大丈夫だと思います。


プラントパラドックスプログラム
しかし、人間の体の中にはレクチンに対抗する防衛システムが備わっています。
それは、唾液や胃酸、腸内細菌などです。

完全なグルテンフリーやレクチンフリーを長期間行っていると
その防衛システムが弱ってしまい逆効果であるということです。


そこで、プラントパラドックスプログラムでは

①有害なレクチンをいったん排除(デトックス)し、傷ついた腸を修復
②その後、少しずつレクチンを増やしていく
③さらにレクチンへの耐性をつけていく


という手順でレクチンと共生していくやり方を実践していきます。


私は現在②を実践している段階です。
フェーズ②は6週間続ける必要があるようですが、多少ゆるくてもいいかな~と思っています。
著者も「できる範囲で」と言っていましたし。

ただ、レクチン不耐性の人は、少しでも摂取するとすぐに具合が悪くなるみたいなので様子を見ながら、ですが。



ちなみに、フェーズ①は3日間行うのですが、3日目の朝に好転反応と思われる身体の反応がありました。
ひどい吐き気で、午前中はずっと寝ていました。水を飲んでは吐いての繰り返しで、とても辛かったです・・・

1発目に、なめこのぬめり部分みたいなのが出た時に、血を吐いたのかと思って一瞬焦りましたが大丈夫でした。
その後は透明な水と胃液しか出ません。あまりにも辛いので喉に指を突っ込んで無理やり吐き出したら治まりました。 かなり喉が焼けましたので、ルール違反ですがのど飴を舐めてしまいました。。。


その後、今のところはとても体調が良いです
更に先の経過についてはまた後日紹介したいと思います。

また、10月に血液検査がありますので、その結果も楽しみです♪



レクチン以外の悪役
こちらの本では、レクチン以外の排除すべき物についても書かれています。

肥満を引き起こす、糖尿病になるなどと書かれていて
今の段階では私には関係がないので軽くななめ読みをしてしまった部分があります。

ですので、本に書かれていた代替案が便利だったので一部ですが簡単に紹介しておきます。

●NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬) …解熱鎮痛剤
 → ボスウェリアやセイヨウシロヤナギの樹脂

● 制酸剤(胃酸)・・・PPI類 → 炭酸カルシウム、重曹など

●睡眠導入剤 → 持続性メラトニンを就寝前に3~6mg

●人工甘味料、サトウキビ由来の砂糖、アガベ
 →ステビア、チコリ、糖アルコール(エリスリトールやマルチトール、キシリトール等※とりすぎ注意
※P133 には記載はありませんが、てんさい糖、ココナッツシュガー、オリゴ糖もOKなはずです。


その他、パラベンやBPA、除草剤、ブルーライトなどについても述べられていました。

私は、頭痛と関節痛によって鎮痛剤を飲むことが多いのですが、最近では塗り薬(ボルタレン)で対処していました。
しかし頭痛薬も、病院で大量に処方してもらっています。余っていてもったいないですが、やめた方が良いですね。

ボスウェリアを検索してみたら、iHerbでたくさん売っていました。評価も良いですし、今度買ってみます♪
今は、チップスターやせんべいは一切食べていません。
おやつは、干し芋か甘栗かノンシュガーダークチョコを食べています。


医療費がかかることを思えば安いと思って、高いチョコレートを買ってしまいました。
1日に1列も食べれば満足するので、コスパはそれほど悪くないと思います。
オーガニック・フェアトレード・ヴィーガン・ノンシュガーのお品です♪

地球にも身体にも優しいおやつは気分も良いですしね



以上、本当にオススメな本ですので、体調不良に悩んでいる方はぜひ手にとってみてください!!

食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法


こちらの本で、パーキンソン病などベジタリアンに多い病気について書かれています。
ベジタリアンはレクチン摂取量が多いからだと。
だからといって、筆者はベジタリアンを否定しているわけでは決してありません。
植物で育つ動物の肉にも、もちろん大量にレクチンは含まれていますし、レクチン以外の害も深刻ですから。
こちら勘違いのないよう、お願いいたします。





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