海を大切に、プラスチック汚染問題
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海を大切に、プラスチック汚染問題
エコ&ピース 2018.08.11
プラスチックの環境問題が最近話題になっています。
話題についていけるように、簡単にまとめてみました。

プラスチックがどのように環境に影響しているのでしょうか?

①海に流れた プラスチックゴミを動物が食べてしまう。その影響で
・海鳥は年間100万羽が死亡
・海ガメ、イルカは年間10万匹が死亡


②マイクロプラスチックが貝などを通じて人体へ影響
・小さく細かくなったプラスチックは、 貝などを通じて体内に入るが99%は排出されるそうです。
しかし、残りの1%、年間約5~60個ずつ体に溜まっていくそうです。その健康被害は未知だそうです。

③分解されないプラスチックが浜辺にあふれ、見た目にも悪影響が
強風や海流に乗って海に集まったプラスチックゴミは、年間130万トンほどにもなるそうです。インドネシアでは毎日700人で掃除しているそうです。 TEMPO.CO




外国の問題だけではないですよ。
日本語の書かれたプラスチックゴミがハワイに流れ着いているらしいです。
ハワイの海岸を覆うプラスチック片 どこから来たのか
震災はしょうがないと思うかもしれませんが、プラスチック製品の消費事態を減らさないと行けないということですよね。

プラスチック汚染対策について

イギリスでは、使い捨てプラスチックを禁止した自治体が100以上あるそうです。
アメリカでは、海洋ゴミ自動収集システムが導入されています。 Techable(テッカブル)

2018年6月9日に、カナダでG7シャルルボワ・サミットが開催されました。
イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの5カ国とEUは、プラスチック規制強化を進める「海洋プラスチック憲章」に署名しましたが、日本と米国は署名しませんでした
G7海洋プラスチック憲章に日本が署名しなかった件について - 立憲民主党

日本政府関係者は「プラスチックごみを減らしていく趣旨には当然賛成しているが、国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」としています。

憲章では、今すぐ完全にプラスチックを排除しろとは言っていません。「規制強化を進める」と言っているだけなのに、それに署名できないのは悲しいです...


プラスチックが自然界で分解されるには飲料ボトルで450年、釣り糸で600年かかる。
国連の調査によると、年間800万トンのプラスチックごみが海に流れ込み、海洋生態系に与える経済的損失は毎年80億ドル(約879億円)にのぼるという。
gnanasより

基本的には、私達は海にプラスチックゴミを捨てることがないので関係ないと思うかもしれません。
※海に捨てていなくても、風に乗って川を流れて海に流れていきます。
でも、実際に捨てる人がたくさんいるのは驚きですね。

こちらは首都高湾岸道路の高架下です。海の側でこんなにもポイ捨て行為が…(泣)

ハワイのように震災で流れてしまうのはしょうがないですが、それでも、プラスチック製品の存在自体が少なければ環境負荷も少なかったですよね。

消費もポイ捨ても減らせばいいのにな~と思いますが、野菜とかいちいち袋に入っているのはなくなってほしいですね。



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